2013年03月07日更新
「卓球競技の審判」審判員手引き~

写真:「卓球競技の審判」審判員手引き~

2/23、3/2に書いた「卓球競技審判」の続きです。
皆さんと一緒にルール確認と変更用語、事項を知っていつもの試合に役立ててみましょう?

まず、私もついこの間の試合で、促進ルールをやっていた人の試合を観ていました。
あとで聞いた所、その試合は10分は経過していたのですが10-8で、促進ルールでなかったものを、
促進ルールでジュースを繰り返して試合していたそうです。
皆、ルール変更に気づいていなかったということですね!!


「促進ルール」(平成24年度改訂版より)
1.15.1 .ゲイム開始後10分経過した場合促進ルール適用
.両方の競技者(組)から要請があったときはいつでも促進ルール適用
1.15.2 .両方の競技者(組)のポイントスコアの合計が、18ポイントに達したら適用しない。
1.15.2.1 制限時間で促進ルール適用された時、主審はそのラリーを中断し、
そのラリーでサービスをした競技者のサービスで試合を再開する。
1.15.2.2 制限時間で促進ルール適用された時、ラリー中で無い時は
、直前ラリーのレシーバーのサービスで試合を再開する。
1.15.2.3 .ゲイム終了まで、1ポイントづつ交替でサービスをする。
.ポイントは、レシーバー側が1度のラリーで13回のリターンが成功した時、
レシーバー側に1ポイントが入る。
1.15.2.4 促進ルールが適用されても、サービス、レシーブの順序は他の試合と同じ。
1.15.2.5 促進ルールが適用された場合、その試合の残りゲームは全て「促進ルール」で行われる。

※改訂前は…1.15.1 両方の競技者(組)のポイントが、共に9ポイント以上の場合を除き、
ゲーム開始後10分経過しても終了しない場合は促進ルールが適用される。


「タイム」について…
2.4.3 練習…競技者はマッチ開始直前に「2分間」を限度として練習できる。
2.4.4.1.1 ゲームとゲームの間の「1分以内」休憩。
2.4.4.2タイムアウトは1マッチに1回「1分以内」要求することが出来る。
(団体戦では個々のマッチごと)(団体戦では監督の要求が優先される)
2.4.4.3.1 連続してマッチを行う場合は、マッチとマッチ間の休憩は「5分迄」
2.4.4.4競技者が事故で競技不能になった場合、「10分」を超えない範囲で
競技中断が認められる。
2.4.4.5競技領域内で出血した場合、直ちに競技を中断し、該当者の治療が終了し、
「全ての血液が競技内から拭き取らる迄」競技ははならない。
2.4.4.6競技者は審判長の許可を除き、マッチ中では休憩時間、タイムアウト中は競技領域の
「3㍍以内」に留まらなければならない。
1.15.1促進ルールがゲーム開始後「10分」経過した場合は、促進ルールが適用。


「宣告用語」主審のみの判定(副審は判定できない)
・タッチトネット…競技者、衣服、ラケットがネットに触れた時
・ムーブドテーブル…プレイングサーフェスが動かされた時
・ハンドオンテーブル…フリーハンドがプレイングサーフェスに触れた時
・ダブルバウンス…ボールが同じコートで2度バウンドした時
・ダブルヒット…ボールが同じ競技者により、故意に続けて2回打たれた時
・ゥロンプレーヤー…ダブルスで誤った競技者がボールを打った時
・ゥロンサイド…ダブルスのサービスが間違ったハーフコートに触れた時


日本卓球ルールブックと審判法を読めば読むほど~、「ボール投げの許容範囲の角度」

はっきり分かっていなかったものもや改正されていたものなど出てきますね^^;

しっかり、この機会に頭に入れて試合に臨みたいと思います。