2013年03月02日更新
「卓球競技の審判法」の改訂版

写真:「卓球競技の審判法」の改訂版

先日のブログで、審判員の勉強を兼ねて審判のやり方を書いてみましたが、
この「日本卓球ルールブック」と「卓球競技の審判法」が古かったようなので、
最新版をお願いして頂きました。
早速、読んでみました…
訂正になったルールや宣告用語を勉強しました(ohtuka)

一番には、「財団法人日本卓球協会」は公益法人制度改革に伴い、平成24年4月1日付けを以って
「公益財団法人日本卓球協会」と名称が変わりました。

平成23年9月1日の国際卓球連盟のルール改訂が有り、日本国内のルール改訂と成り、
頂いた ルールブック2011(平成23年度版)も最新ではなく平成24年度版がでるということです。

今回の改定は第1章「基本ルール」、第2章「競技ルール」とラージボール第2章「基本ルール」です。


第一章「基本ルール」
(旧)1.10.1.6 相手競技者がボールを続けて2回打った場合
(新)1.10.1.6 相手競技者が「故意に」ボールを続けて2回打った場合
※故意に打った場合を除き、ほぼ同時に2本指に当たった場合やほぼ同時に指とラケットに
当たった場合等はダブルヒットとは判定しない。

第2章「競技ルール」
(新、追加)2.2.4.10 4年の間にラケットコントロール検査による失格が4回目となった場合、
その競技者は、当該種目において最後迄競技を続けることは出来るが、後でJTTAによって
12ヶ月間の出場停止処分とされる。

(新、追加)2.2.4.10.1  JTTAは、その出場停止処分を受ける競技者に文書でその旨を
知らせるものとする。

(新、追加)2.2.4.11   JTTAが主催する大会では、ラケットコントロールで不合格と
なった全ての事項を記録表「記録簿に記入する。」


ラージボール卓球ルールの改定では…
やはり名称が変わりますね。
平生年4月1日改定では、「新卓球(ラージボール)ルール」は「ラージボール卓球ルール」と名称を改める。

第2章「基本ルール」
第5条=4 : ラケット本体を覆うラバーと本体の表面は、無光沢で「明るい赤」、他方は「黒」でなければならない。
※ラージボールのラケット両面にラバーを貼る場合、異色条件の定めを、
硬式日本卓球ルール1.4.6が挿入される。
※ラージボールルールは今まで木質部分は着色しなくても良かったが、ラバーと異なるよう、
「赤」又は「黒」に着色することに成る。

第7条=2 : サーバーは、ボールに回転を与えること無く、ボールが手のひらから離れた後、
打球される前に何ものにも触れずに落下するように、ボールをほぼ垂直に投げ上げなければならない。

:投げ上げる高さは、落下するのを確認できる高さで、「任意である」
 

平成23年度版を頂いたら、平成24年度版の改定概要の用紙が挿入されていました。
他にも審判時に使用する「宣告用語」が改訂されているようです。
私が使用していた用語…例えば「ゲーム」が「ゲイム」に、「フォルト」が「フォールト」になっていました。
改定後の24年度版が手に入りましたら、勉強がてら書いてみます(*^_^*)