2013年02月20日更新
他競技・遊びから学ぶ!

写真:他競技・遊びから学ぶ!

競技成績を伸ばすため、その競技種目特有の練習に集中特化してしまいますね。
しかし運動能力のトータルバアランスを考えるとどうだろうか?
様々な環境下で運動・遊びの機会自体も減ってしまう。

特定の競技種目だけでなく、様々な運動を経験する事で見えてくること、
ひいては専門競技種目に好影響をもたらすことは、きっと多いはずだと言われます。

卓球「福原愛選手」も卓球以外は取り組んでいなかった、全体バランスと強化すべく、
筋力トレーニングにも力を注いでる報道を見ました。
プロ野球選手のプレーオフでの様々な競技種目の垣根を超えたトレニング方法や報道を
観る事がよくあります。


《遊びエクササイズ》を紹介します。
①ケンケンパー…目的は脚を素早く動かす
子供の頃良く地面に色々なパターン○を書いて、それをステップしていく。ケンケンパー~ケンケンパー~
単純に○や目印を置くのではなく、合間にサイドステップやクロスステップが出来るよう
間隔を空けて不規則に○や目印を置くとバリエーションが豊富に成る。


②ソールタッチ…目的は手と脚をリズミカルに動かす(調整力向上)
立った状態で体の前面で右手で左足裏、左手で右足裏、体の後面で同様に右手で左足裏、
左手で右足裏を触る。
この一連の動作を少し弾みながらリズミカルに行う。
・4回タッチを複数回繰り返す(20回で1セット終了など)
・秒数を決めて1回でも多くタッチする(10~20秒間ペアになり互いに数える)
・平衡性を強調するため、動作を開始後、ペアが手を叩き、それを合図にバランスを
崩さないよう素早く止まる。


③鬼ごっこ…敏捷性などを養う
一例として⇒二人手をつないだ二人組の鬼を作る。鬼が誰かにタッチする事で交代しながら、
鬼以外は時間内、逃げ切る。
鬼は二人組なのでどちらか一人のタッチをした鬼が開放されるというルールにする。
時間を設定(1分30秒~3分)してテンポよく実施する。


④ボディータッチ…リアクション能力(刺激に対して反応する能力)を高めながら敏捷性を養う
お互いに向き合って相手の身体部位(肩や膝、くるぶし)を、決められた秒数内に何回触れるかを競う。
使う手は利き手でも良いが、利き手と逆の手や触れる部分を右肩、左肩のどちらかなどに
限定することによってバリエーションは増す。


⑤四股…体感強化・下半身強化・姿勢づくり
相撲の四股。支持している側の大腿内側(内転筋)と空中に浮いている側のお尻横(中臀筋)、
姿勢を保持している腹部(腹斜筋)などを強化する。
摺り足はそのバリエッション。
四股の開始姿勢のまま前方方向に進む。
出来るだけ膝を倒さずに脚の付け根から前方向に動かしていくイメージで。
膝とつま先は常に同じ方向の向かうように意識する。
お尻の後ろ(大臀筋)と大腿内側(内転筋)の強化に。
横方向へ進むバリエッションも。


⑥ワニウォーク…上半身強化・下半身ストレッチ
基本的には上肢プッシュ動作に関わる筋(胸部、大胸筋・腕部、上腕三頭筋)の強化に。
同時に腹部(複斜筋)、大腿部などがストレッチできるユニークなエクササイズ。
一方の腕を前につき、後方に残した腕の肘と同側の膝を近づける。
そこから対角線上の腕と脚を動かして左右逆のポジションとなり、それを進行方向に
この動作を繰り返していく。



何かできることは有りましたか?
子供時代の部活で、こんな楽しい筋力強化ができていたら良かったかな…(^^)
私は四股は時々踏んでいましたが、正しい四股とワニウォークをやって見ようと思います。