2012年12月12日更新
揖保高選手達の進化

写真:揖保高選手達の進化

先日、多摩市の先、モノレールが最寄り駅にある真新しい体育館での試合が行われました。
いつになく早起きして出掛けました。
我が家からは車でも2時間位かけての到着です。
近隣でよく見かける選手お二人は、1時間半のところを車でさ迷いながら3時間かけて10時半の到着でした。
大会本部の機転で何とか試合はやれていたようです。


こんな遠くに来ると、知り合いは殆ど無く、試合も初めて当たる人達ばかりです。

なんか新鮮でいいものですね!
しかし、試合は一球、一球に集中力を発揮しなければ成りません。

6人リーグのスタートから中盤位まで、普通の戦型で何とか乗りて切っていけました。

試合の後半のお二人はイボ高選手です。
皆さんとの試合を見学していて、フォアのスマッシュが素晴らしいと感じていたので、
バックのイボ高方面での戦いにしました。

最終戦のイボ高選手は、フォア側は勿論、バック攻めにも、要所要所でイボ高カールP3を
使い、私より一歩先の回り込み裏ラバースマッシュで打ち込まれました。
ラケットもクルッと返し…完敗です(-_-;)


以前のイボ高選手は揖保で相手のミス待ちという選手が多かったのですが…
この戦型の選手皆さんが、フォアスマッシュを強化したいと言う言葉をよく聞いたものでした。


現在、年代別は勿論の事、イボ高、一枚ラバー、表選手が増えてきて、同じイボ高でも
使い手一人一人で、全く違う球質になる卓球の楽しさ^^;難しさをしみじみ感じてきました(ohtuka)


ここで、イボ高選手側の攻めや対策などを勉強してみました。

①揖保選手の言葉⇒
《異質型の私から見れば、主導権を握ってしまえば勝てるんです。
ですから、主導権を握らせなければいい。要するに、相手のストライクゾーンを
外しまくりましょう。ということです。》
   
《粒を使う選手の戦法は…相手のバック側に下回転をショートにだす。 
相手はツッツキを揖保選手のバック側にする。
揖保選手も(粒で)ツッツキをする。  
それを相手は回りこんでフォアハンドドライブ…しかしオーバーする 
というミスをさせる戦法です。》

        

②粒対策として⇒
《バックの深いところにくるサービスが苦手な選手が多いので、それを多用し、
たまにフォア前に出します。
サービスはナックルを多用し、たまに隙をつき上をかけたり下をかけたします。
サービスを出した後、とにかく三球目を全力で打ちます。
粒高の相手選手に触らせなければいいそうです。
ナックルドライブを相手のバックの深いところに送りつづけ、少しでも浮いたら
全力で打ちます。
縦の回転(下、上、ナックル)しか使用しなければ単調なボールしか返ってこないので、
それを狙っていくという戦術です。》



★大切なのは、
相手に攻められる前に、「自分から仕掛けよう」という心意気「針に糸を通すような正確さ」
後は練習あるのみのようですね!!

粒高対策は教えても無駄「習うより慣れろ」…と…教えてうまくなりません。
本に書いてありました。


粒高選手の練習相手が少ないので、試合本番でどんどん慣れていくしかないようです○o。.