2012年10月30日更新
試合での「2本」を身につける!

写真:試合での「2本」を身につける!

皆さんも卓球の試合で経験をしていると思いますが…

あと「2本」、あと「1本」で練習通りスマッシュが出来たら、相手のミスが起きていれば…勝利するという場面で、勝利が遠くなってしまうということです。

しかも“こんなはずじゃ〜ない”と焦りまで感じてしまう事ありませんか(*_*;

これは普段の練習と本番での試合における心理状態を近づけて行く事の大切さを常に実感しています。


私達は試合で良いプレーをするために、日々練習をしています。
でも、練習での一本のミスは、試合では「3本のミス」に匹敵すると思っていなければいけないそうです。

練習での一本のミスは、試合では3倍に跳ね返ると言う事を意識していましたか??
逆に言い換えれば、練習でのエースボールは試合では3割デイスカウントして考えるということです。
自分を見る時その3割減が実力と思っているべきなんですね!!


ですが選手というのは練習で出来ていることが、集中力が増した試合では、もっとうまく出来るはずだと思ってしまいがちで、実際の試合で上手く行かなかったり、ミスをしてしまうとそこで気落ちしたり、ガックリ来てしまう事が多い。

ここで冷静に考えなおしてみると、試合での時のほうがうまくいかないのは当たり前のことですよねぇ〜!

その理由は…
「練習ではプレッシャーがない」「ミスをしても失点しない」「ほどよく身体もほぐれている」などでミスを恐れず打っているのでファインプレーも生まれる。


人間というものは欲深い動物であり、思い通りに行かないと、挫折したり、投げやりになったりするのだという。
謙虚な気持ちで卓球に取り組んでいれば“試合ではうまくいかないのは当たり前”と思えれば気が楽に戦える。


調子が良ければ勝つ、調子が悪ければ負けると言う単純な選手にならない!!
ショックを受けて落ち込まず、どうしたら2ゲーム目に入るように成り、得点出来るかを考える。

こういう思考で、普段の練習と本番の試合での心理状態を近づけていく事が大変、大切な事だと言う事です。

そして試合の流れを引き寄せるための2本にこだわり「ファインプレー」「神がかり的プレー」「意外性のプレー」「ジュース場面のプレー」を手に入れられるよう練習で磨いていきたいと思います。


日本人は外国の人に比べ安定志向なので意外性のあるプレーに弱いと言われています。
安全な練習ばかりでは試合に勝てないし、外国の人のように自分の特徴と個性を織り交ぜた練習で2本を手に入れる事も考えてみては(^^♪

そして一番大切な事の、練習でいかに集中力を高め、ミスの内容を見つめ、無駄なミスを少なくしていくか考え様と思います。

試合本番では、過緊張にならず、良い集中力と、良い緊張感をもって思い切ったプレーをしてみようと思います。