2012年10月25日更新
「練習のための練習」
卓球競技では、道具が様々で色々な相手の戦型に対応させて、作戦変更を瞬時に行う 必要があります。 こんなスポーツは卓球以外では中々見当たらない。 いろいろな面で、卓球スポーツは非常に難しく、レベルの高い競技となっていると思います。 特に、この競技性だから、練習の時の技術は優れているのに、試合になると 同じ事ばかりで戦術の工夫が見られない。 ここを突破するのには、「練習のための練習」ではなくもっと実践的な形の中での 技術、戦術、メンタルを上手く組み合わせた練習をしていかないと作戦、戦術面では レベルの低いままになってしまうとのことです。 以前、戦術の完成度の高い選手の代表としては「スウェーデンのワルドナー選手」が 飛び抜けていると言われていました。 ワルドナー選手は2セット落として3セット目を押されていても、全く同様せず 堂々の試合態度で勝利に導く事の出来る選手だったそうです。 他の選手は、ワルドナー選手のように試合分析出来る能力を持ち合わせていないため、 2ゲーム連取された時点で浮き足だってしまうと言う。…私かな^^; ワルドナー選手の地元練習試合では、あまり好成績ではなかったそうです。 それは、常に相手の「技量を読み取ること」を第一に考えた練習で、自分が どのような戦い方をすれば勝てるかを冷静に分析していて、実践ではどうすれば 1ポイントを取れるかという事を確実に計算した上でポイントを重ねていくような 「完璧な組立を意識した…練習試合」 先を見据えて、自分のプレーや勝利というものは後回しにしている 地元の練習や合宿での試合。 プライドを捨てて臨む姿勢は是非見習いたいと思います(ohtuka) 世界トップレベルの試合観戦では、スピード、パワー、テクニックに目を奪われて しまいますが、入念に練られた「戦術の結晶」でいかに「考えての練習」がある事を 物語っているのでしょう。 又、時代の進んだこんにちでは、素早しい器具等を使用した体力、筋力…精神力の 強化もあるのでしょうね! でも、サポートが何も無い私達は自分の出来る範囲で「練習のための練習」に 成らないように努力をしてみましょうか…(*´∀`) |
|