2012年10月19日更新
星に願いを!! 秋の天体ショー
![]() 今日のニュースで、10月21日 「オリオン座流星群」の流れ星があらわれると 言っていました。 10月21日ごろに現れるのは「オリオン座」を中心にした「オリオン座流星群」の流れ星です。 これは、毎年この時期に「ハレー彗星」の通り道を地球が通り抜ける時に、 彗星が残していったちりが地球の大気に飛び込んで、100㎞前後上空で発光して 見えるものです。 オリオン座流星群は、全流星群の中で二番目に速度が速い流星群と言われています。 そのために、明るい流星が多く、有痕率も高くなっています。 肉眼での観測では観測しやすい流星群だそうです。 捉えられる流星数は,年によっては微増程度しか検出されない年もあります。 2006年及び2007年はそのピークを明確に捉えています。 エコー数は伸びませんが、ロングエコーが多いのは魅力的ですね。 また、ロングエコーのピークとエコー総数のピークが異なる年も多いとのことです。 オリオン座流星群の歴史では、オリオン座流星群の記録は西暦288年に中国の観測者 による記録が最初です。 その後も中国を中心に585年、930年などの記録が残っています。 また、日本の記録も時々見受けられましたが、流星観測が昔から盛んだった ヨーロッパではあまり古い記録は残っていないそうです。 オリオン座は夜10~11時ごろにあらわれるので、そのころ東の空を中心に 空を見わたすと見えるそうです。 オリオン座があるあたりから光のすじがすっとのびるのが見えたら、 それが流れ星です。 もう一つの天体ショーが6時頃に、火星が「ギリシャ語で火星の敵」という 意味を持つ蠍座の「アンタレス」に最接近するのが観られるそうです。 南西の空を見ると「アンタレス」と「火星」の大接近、その右には「月」が 直線上に観られるという天体ショーもありますよ!! 「オリオン座流星群」観察時は月の光を目に入れないようにしながら、 空を広く見わたして星に願いをしてみては(^_-)-☆。 |
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