2012年08月03日更新
チキー太くん

写真:チキー太くん

ロンドンオリンピックの卓球競技、シングルスが終わり「8月3日18:00 女子チーム1回戦」 「8月4日18:00男子チーム1回戦」が始まります。

これからも皆さんがテレビ中継で目にすると思いますが、
各選手のレシーブに注目して下さい。

かつて、日本の卓球界は、1988年に五輪の正式競技になってからメダルの獲得がない。
しかし、今年のオリンピックでは石川佳純選手の4位と快進撃が見られましたね。
コンマ数秒の打ち合いの裏では、緻密な頭脳戦が繰り広げられます。
近年流行りの高速レシーブ対策にも力を入れ、「福原選手」を始め「石川佳純選手」
や他の日本の選手達も、勿論この対策をしてロンドン五輪に望んだのは言うまでも
ありません。

この手助けをしたのが日本卓球協会が開発したのが、様々な卓球のボールを打ち出す
マシン「チキー太くん」だそうです。

レシーブの技…「チキータ」とは
:台上でバックハンドによるレシーブ
:相手が、体勢を整える時間を短く出来る。
:コンパクトなスイングで鋭い回転(毎秒120回転)

サーブに対するレシーブはこれまで、確実に返しす事が基本とされていたが、
最近では「チキータ」で鋭い回転のかかった高速レシーブが広く使われ、
攻撃の起点になっている。
チキータは、バックハンド(利き腕と逆)側にきたボールを台上で打ち返す技で、
台から離れないのが特徴です。

「チキータ」と呼ばれるのは、ボールの軌道が鋭く曲がることから、
バナナのブランドにちなみ名付けられました。

日本では、男子代表の丹羽孝希選手など、このワザの使い手は数える程で、
対策が不十分ではオリンピックでは戦えないので、「チキー太くん」で有力選手と
似た回転の球をブロックして、球の感じを掴めたと、石川選手もコメントしていました。

日本卓球協会の「チキー太くん」ありがとう!!
これで団体戦のレシーブも安心して観れますね(^_-)-☆