2012年07月26日更新
卓球基礎講座 25 「審判の宣告用語」
さあ〜 あなたは「審判員」です。 K選手とY選手の個人戦をラブオールからゲームセットまで審判してみましょう!! 7月29日、ロンドン五輪で「審判の宣告用語」も一緒に勉強してみましょう ● K・Y選手は「お願いします」といい握手をします(ローカル大会では握手は省かれる) ● ラケット交換して、お互いのラケット、ラバーを見ることが出来る。 ● 試合前にジャンケンをして勝った方が「サービス」「レシーブ」「エンド」を決める。 Y選手が勝ちサービスを選び、K選手はエンドを選んだ。 ● 試合前に2分間練習。 通常、フォアクロスとバッククロスで打ちあう。 ローカルでは開会挨拶時に試合前練習の事を発表する(練習なし、2本だけ…) (^^)審判⇒「タイム」をかけて練習を止める、次に「レディ」とコールし、試合開始の用意を促す。 ● 試合宣告 (^^)審判⇒「ファーストゲームY選手、トゥ、サーブ。ラブ、オール」と試合宣告のコールをする。 ● 試合開始→Y選手のサービスエースで1点得点 (^^)審判⇒「ワン、ラブ」とサーバーの得点を先にコールする。 ● Y選手のサービスがネットにあたり入った。 (^^)審判⇒「ネット」のコール。(以前はレットだったが今はネット) ● K選手が得点した。 (^^)審判⇒「ワンオール」。 ● サーバーが替わりK選手のサーブ2本で、3球目攻撃が決まった。 (^^)審判⇒「トゥ、ワン」。(2−1) ● 得点は「4−2」でK選手のリード。ここで両選手はタオルで汗を拭く (6の倍数でタオルを使える) (得点に関係なくラバーやメガネに汗がついた時は審判の許可を得てタオルで拭ける) (得点に関係なくエンド交替時にもタオルは使える) ● 試合は白熱し「10対10」になった。 (^^)審判⇒「テン、オール」のデュース(ジュース)。 ただし審判はデュースとはコールしない。 11点先取だが10−10から2点差がつくまで続ける。 デュースではサービスは1本交代交替。 ● 第一ゲームY選手が「15−13」で勝った。 (^^)審判⇒「ゲーム、トゥ、Y選手、フィフティーン、サーティーン」のコール。 ● Y・K選手とも、ラケットをテ−ブルに置いてベンチヘ。 (ゲーム間で1分の休憩が与えられている) (タオルの使用、飲食が出来る) (ベンチからのアドバイスも受けて良いが、休憩以外のアドバイスは禁止) ● Y・K選手は第一ゲームと反対のコートに入る。第二ゲームの開始。 (^^)審判⇒「セカンドゲーム、K選手、トゥ、サーブ。ラブ、オール」とコール。 ● 大接戦で試合はもつれ、最終第5ゲームへ。 いきなりK選手「4−0」トリードした時、Y選手、両手で「T」を示し「タイムアウト」の要求を審判にした。 *1マッチに1回だけ「1分間」の休憩を取りアドバイスやタオル使用、飲み物をとれる。 *個人戦では選手が、団体戦では監督が「タイムアウト」の権利がある。 ● 1分間後、試合再開。K選手「5−0」。 最終ゲームでは、どちらかが5点取った時「チェンジエンド」してコートを交替する。 ● ここからY選手7本連取で大反撃「5−7」と逆転。 ● ここでK選手が「タイムアウト」を要求。 Y・K両選手はベンチへ。 K選手は汗を一拭きですぐにコートに戻った。 規定の1分には経っていないがY選手もコートに戻った。(要求した選手が1分未満でタイムアウトを終了したら、その相手選手も終了しなければならない) ● Y選手「10−9」からスマッシュ炸裂「11−9」で勝った。 (^^)審判⇒「マッチ、トゥ、Y選手」をコールして試合終了。 ● 両選手は歩み寄り握手をして、お互いの健闘をたたえ合う。 ● 主審、副審にも握手。 私達の身近なローカル試合では、大会側の時間の都合もあり、試合前の練習は1本も打てないことが多く、「T」の要求はしないですね。 会場になるべく早く行って、朝の練習をしっかりやるのと、やらないのとでは、試合開始からの滑り出しが違うと思います(O) 試合が終われば敵も味方もありません、たとえ負けて悔しくても、気持ちよく挨拶をするように心掛けたいですね(*^_^*) |
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