2012年07月18日更新
卓球基礎講座 24-1 「サービスのルールと練習法」

写真:卓球基礎講座 24-1  「サービスのルールと練習法」

皆さんもすでに感じていると思いますが、試合を左右する大変重要な要素にサービスがあると思います。
それだけに、ルールが細かく規定されているのでしょう。
試合でミスしないためにも、練習の時からルールに違反しない形で、サービス練習をきちんと意識してやりたいと思います。

◆ボールの持ち方…
◯オープンハンドサービス⇒⇒トスをあげる際にはボールが手のひらの上を自由に転がる状態であること
x ボールを指で摘まない   
x ボールを親指で抑えない
x 4本指を手のひら側に丸めない

◆ボールと台の位置…
サービスが手のひらに乗せて開始されてから打たれるまでの間、ボールは常にプレーイングサーフェス(台)よりも高い位置で、サーバー側のエンドライよりも後方になければならない。

x 構えたボールの位置は台より低いと相手にボールが見えない
x 台の上からトスを上げるのはNG

◆トスの高さ…
サービス時トスを上げる際には、手のひらから16㎝以上、垂直にボールを上げる。
(注)この間隔というのは、ボールが手のひらから離れた瞬間とトスの頂点の間を言う。

◯トスは手のひらから16㎝以上上げる
x 「構えた位置」から16㎝ではない
x 斜めに上げるトスもNG

 
◆ボールと身体の位置
サービス時にボールを隠してはいけないルールは、これまで何度か細かい変更がありました。
現在はトス後のフリーアームを、相手にボールが見えるように移動が必要です。

ただし、ルールでは「ボールとネットとの空間の外」ですので、手がこの三角の外では問題ありません。
(三角とは…ボールとサポートの両端を結んだ空間)

『サービス練習法』
●サービスのコースをコントロールする。
「バック前」「ミドル前」「フォア前」「バック後ろ」「ミドル後ろ」「フォア後ろ」6つのゾーンに出せるように練習する。

コントロール磨きの際に注意したいのは…1バウンド目の位置です。
特に長さのコントロールは1バウンド目の位置が重要!!

・長いサービスは自コートの手前寄り ・短いサービスは自コートのネット寄り

●カーテンになどに向かって打つ
実際に卓球台がなくても、カーテンやマットレスなど柔らかい布状ものにサービスを当てれば、回転の程度をチェック出来るでしょう。
また、トスを垂直に上げる練習も和室などでやりました。

●レシーブ⇒3球目を交えての練習に!!
サービスがある程度上手く打てるように成ったら、レシーブされてくるものとして、3球目までを想定して練習したいと思います。

退屈な練習にしないためのコツは、1種類のサービスばかりを出すのではなく、2種類程度のサービスに織り交ぜて出すことだそうです。


==サービス練習のリズム==
「1、でボールを構える」
「2、ボールを投げ上げ」
「3、でラケットを振る」
という3つの過程をリズム良く出す感覚で練習を積んでいけば、どんなサービスもコツが掴めるように成ると思います。



私の経験では、サービスだけはコーチのコツを聞いたとしても、すぐに出来るようには成りませんでした。
本当に不器用で嫌になったこともありました(O)
また、サービスの出し方を中心の合宿に参加したこともありました。
しつこいほどのサービス練習を独りきりで、数ヶ月練習してやっと人並ですが、このサービス練習も、コツが掴めてくると面白い練習で楽しいものですよ(*^_^*)