2012年07月13日更新
本当に「メダルを取ってほしい」と思ってる…?!「後編」
今では「選手自身が資金を集める」活動が注目を集めています。 インターネットを通じ「スポンサーになってください」と、個人にもスポンサーを呼び掛けるという形のものです。 応援したいなと思う方は画面を「クリック」することで個人スポンサーになれるということらしい。 他にも「後援会代行サイト」というものもあるそうです。 登録した選手の顔写真やプロフィールなどがあり、自分で応援したいなという選手にクリックすると、その選手へとお金がいくシステム。 ファンサービスとしてテニス選手ならば… ・「サインを差し上げます」 ・「生電話が出来ます」 ・「ダブルスの試合に一緒に出ます」など 支援していていただいた方へのルール、決まりごとがあるようです。 これからはこういう形の支援を求めることも、増えてくることなのでしょう。 しかし、これには賛否両論あるようです… ・支援する側も興味が湧くが、結果が出ない時どんな反応するのかが心配。 ・「自分で稼がなきゃいかん」という選手自体に自覚ができ、社会的責任はどうなのかを考えるようになる。 ・オリンピックが近づくと関心持つが、終わると引いてしまい安定しないしリスクがある。 ・「自分の好きなことだったら、自分でバイトしなさい」という空気が昔にはあった。 ・今はそういったことを、教育する周りの方々も減ってきている。 ・それにメジャーな選手の情報が、流れ過ぎてしまっているからだともいう。 ・結果が出なかった時にたたかれると言われましたが、選手はそれを含め「選手は全部背負ってやっている」というならば、個人のスポンサー集めは賛成。むしろ支援することの税制上の優遇がほしいくらい。 あともう一つ… 2010年よりアスリートの就職先を探す活動として「アスナビ」というのがあるそうです。 (※トップアスリートの就職支援活動ナビゲーションシステムの略) アスナビは、オリンピックや世界選手権などを目指すトップアスリートの生活環境を安定させて、競技に集中・安定し続けることが出来る環境を作る目的で、企業側にサポート(支援)を呼び掛ける活動のことです。 一流と言われるような選手は、コミニュケーション能力・行動力・集中力等、さまざまな能力を持ち合わせているようで「スポーツおバカさん」ではなれないようです(言葉汚くて(-_-))ペコッ そのところを企業側も分かり始めたらしく、取り入れられているそうです。 そう思うと、メディアで取り上げて頂いたり、ユニホームに色々な企業のスポンサー名が付けて活躍されている選手などは、とてもありがたい事でもあり、限られた方々なのかもしれません。 日本の卓球界も昔は世界で活躍されていた時代もありました。 そんな時代でも、経済的には厳しく「かんぱ」という支援(サポート)をうけながら、世界で戦っていたそうです。 「かんぱ」から「スポンサー」になり、お金を集める方法・手段、やり方は変わっても、支える(支援する)ことになんら変わりはありません。 人を育てるには「時間」もかかり「お金」もかかります。 一番頑張っている選手方々に「メダル、メダル」「頑張って期待しているから」なんて気安くはいえませんね。 「競技に集中できる支援体制」「人材・選手を育てる」「世界で戦える」土台作りに期待したいところではあります(山) |
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