2012年07月09日更新
ロンドン五輪 卓球競技 福原愛選手 3/7

写真:ロンドン五輪 卓球競技 福原愛選手 3/7

ロンドン五輪 卓球競技 福原愛選手 3/7
福原 愛選手(世界ランク7位)1988年11月1日 、宮城県仙台市に誕生。
血液型はB型。全日本空輸 (ANA) に所属。青森山田高校卒、早稲田大学中退。

福原選手は3歳9ヶ月から卓球の英才教育を受け、4歳でテレビに初登場し、「天才卓球少女」「泣き虫愛ちゃん」と呼ばれるようになりました。
一躍国民的アイドルとなった5歳10ヶ月で全日本選手権バンビの部(小2以下)史上最年少で優勝、以降数ある大会で優勝し、史上最年少記録を多く作った。

戦型と使用用具は…
グリップ・シェークハンド
戦型・前陣速攻型型
ラケット・アコースティック
フォア面ラバー・スピンアート(裏ラバーソフト)
バック面ラバー・アタック8特注(表ラバーソフト)

福原愛選手の卓球の歩み…
1992年8月 - 卓球の練習をはじめる
1998年7月 - 9歳で大阪府八尾市に転居してミキハウスJSCに所属
1999年3月 - 10歳で レジスタードプロになった。
2005年4月 - グランプリと4年間所属契約。 中国超級リーグに参加、遼寧省チームに入団(4月に契約、6月 - 12月まで中断をはさみ試合)
2006年3月 - 中国超級リーグ、広東佐川急便チームに移籍(3月に契約、6月 - 8月まで試合)
2007年3月1日 - 青森山田高等学校卒業
2007年4月1日 - 早稲田大学スポーツ科学部入学
2007年4月3日 - 全日本空輸 (ANA) との所属契約を発表した。
2010年3月 - 早稲田大学スポーツ科学部自主退学
2012年1月 - 全日本選手権・女子シングルス初優

中国での愛ちゃんは…
中国での福原選手への関心は高く、中国サイトが2005年4月に発表した世界卓球8大美女に福原愛選手が選ばれた(他には張怡寧、王楠、白楊、リ・ジャウエイなど)
中国でのニックネームは「瓷娃娃(ツーワーワー)」(肌がきれいな事から磁器のお人形という意味)、「小愛(シャオアイ)」(愛ちゃん)

卓球スタイルは…
右利き前陣速攻。中国卓球の経験を積んでいる事から、中国スタイルの卓球で、その為中国人には手の内が読まれ苦手意識があり、中国以外のヨーロッパなどの選手に強いのが特徴ですね。

ペースの速い卓球で、ラケット裏面には粒のある表ソフトラバーを貼り、ナックルなどの変化球を出せるのが特徴でしたが、小学生の頃は日本卓球協会の規定で違う種類のラバーを貼れなかった為、両面表ソフトラバーでした。

以前王子卓球クラブの作馬六郎氏から「王子サーブ」を習得し、以降このサーブは福原愛選手の代名詞ともなっていましたが、今は返されることが多い為、ほとんど使っていない様です。

体が柔らかく低い打球点から繰り出すバックハンドは世界でもトップクラスですが、単調なショートサーブが多く、またフォアハンドが弱い事も課題として度々指摘されていたのですが、今はきちんと修正され自信も出ているそうです。

世界ランキングでは、日本でトップだったときは、国内大会に弱く優勝タイトルに乏しいともいわれていた事もありました。

そして、全日本卓球選手権でも長年ベスト4を超えられなかったので、2010年2月11日に決勝で石川選手に敗戦した時には「いつかこういう日がくると思っていた」と言っていました。
しかし、2012年1月、成長著しい連覇のかかった石川選手を決勝で下し、ようやく初タイトルを獲得出来ました。

愛ちゃんの代名詞の「サアー」…
小学校時代は「ヨー!」(「よーし」の略)というかけ声を使っていたが、中学以降は思春期に入ったためにこのかけ声を使わなくなり、中学後半ぐらいから徐々に大きなかけ声を出すようになり、アテネ五輪で「サー!」は福原選手の代名詞ともなった。

「サー!」のかけ声には最大で3連続「サー!サー!サー!」もあり、「サー!ナイスボールサー!」もある。気合が入ると相手がミスしても「サー!」が出るそうです。


少女から女性に…
・2008年6月、北京五輪選手で「さわやかな汗がもっとも似合う人」女子1位に選ばれました。
・2008年9月、東京代々木体育館で、不審な男に追い掛け回されるハプニングがあった。男は婚姻届を持ち福原選手にサインを迫ったが、早大卓球部監督の機転で難を逃れたそうです。大変!!大変!!

オリンピックでの対戦成績…
・アテネオリンピック女子シングルス
2回戦 - オーストラリアのミャオ・ミャオと対戦し、4-3で勝利。
3回戦 - アメリカのガオ・ジュン(世界ランク12位)と対戦し、4-0で勝利。
4回戦 - 韓国の金暻娥(世界ランク6位)と対戦し、1-4で敗退。8強ならず。

・北京オリンピック女子シングルス
3回戦 - トルコの侯美玲(世界ランク80位)と対戦し、4-1で勝利。
4回戦 - 中国の張怡寧(世界ランク1位)と対戦し、1-4で敗退。8強ならず。

このロンドン五輪はきっと強い愛ちゃんが観られると確信しています!!
ファイト!ファイト!

         4/7は平野早矢香選手です。