2012年06月26日更新
卓球基礎講座 23 「レシーブ」−1

写真:卓球基礎講座 23 「レシーブ」−1

卓球の試合の難しさは「レシーブ」にあると、経験を積む度に感じています。
ある読み物にも、卓球でもっと難しいパートがレシーブだと書いてありました。
特に初対面の相手のサービスは、慣れるまで苦戦します。

以前の21本勝負では、初戦の5本もレシーブを受けることが出来たのに、現在では2本づつ交代で、更に難しさが増しています。
又、サービスルール違反も手伝って、勝敗を左右してしまうと思います。

サービスは第一攻撃であり、先手を取れれば、かなり優位にゲームを進めることが出来ます。
その為に、人より1球でも練習しなければ、手に入れることは出来ませんが……


レシーブにとって重要なのは、サービスのコース、スピード、スピンなどの見極める判断力とリターンテクニックの幅広い応用力です。
この至難のレシーブを克服するために、回転の判断するポイント、回転の反発する仕組みとリターン技術を学んだり、相手サービスに対しての深い集中力を養うことだそうです。

では、この集中力を高める方法はあるのでしょうか?
それは「フォーカスイン」 つまり、眼球でボールを追うことです。
レシーブ時のボールの見方がポイントになります。

相手が手にボールを乗せサービスの出す構えをしたら、この時、ボールに眼の焦点をスーっと合わせるようにする。
これが撮影時にカメラがピントを合わせる様に「フォーカスイン」する。

単純にボールを見る、眺めるのではなく、ボールに「フォーカスイン」することで、自然に集中力が高くなってくるというのです。

これを聞いて実行する際にあまり一生懸命見ようとするあまり、顔をボールに近づけ過ぎ、必要以上に前傾姿勢にならない様に注意が大切です。

目とういのは顔を一緒にではなく、眼球でボールを捕えるという感じ……
前傾しすぎると、気持ちが前に行き過ぎ、始動が硬くなり、特にスピードロングサービスのレシーブの失敗に繋がってしまう!!
また、レシーブの始動は手からではなく、足から動くと言う意識を持つことが大切です。

「足から動く」「足で卓球をする」こんな意識が焦る気持ちを抑え、冷静なプレーを生むそうです。
手は脳が大きな作用をし、勝ちたい、打ちたい等、気持ちが強すぎると、グリップに力が入り過ぎたり、打球ポイントがいつもより早くなったり、全身のバランスが崩れ、フォームが乱れ思わぬミスが出てしまいます。 

卓球基礎講座 23 「レシーブ」−2に続く