2012年06月25日更新
卓球プレイヤー其々「心」の持ち方

あなたは、卓球を始めたばかりの初心者? 中級者? それともレディース選手として卓球を楽しんでいますか?…
卓球プレイヤーとして、其々のメンタルの持ち方について、大変 興味深い事を知りました。

最初に卓球を始めた切っ掛けは「友人に誘われた」とか「仲の良い人がやっていたから」等の理由が大半で、卓球の楽しさを知っていて始めた人は、殆どいないと思います。

ラケットを握りボールを打ってみて、楽しいと感じれば卓球を続けていくでしょう。
そして、更に強くなりたいと練習も積極的に取組むようになるはずです。
しかし、卓球の何が楽しく感じるのかを見出していないと…「誘った友人が辞めたから自分も辞めよう」「試合で勝てなくなったから卓球を辞めよう」という事に成ってしまいがちです。

卓球プレーの楽しみ方として「温泉卓球」と言われる様なラリーを楽しむという事もありますが、本格的にやろうと思うと、フォームやサービス、レシーブ等、自分の思い通りにプレー出来ず壁が立ちはだかってしまいます。

初心者にとって続けられる、上達できるのかの分岐点がこの壁を乗り越える事です。
これを乗り越えられれば、必ず次のステップに上がれるでしょう。
そして、卓球が楽しいと感じられることにも繋がります。

自分で勝手に「自分はダメだ」「もう勝てない」「上手になれない」と自分の限界を決めてはいませんか?
諦めずに応戦するというチャレンジ精神を持つことが卓球プレーの楽しさを生み出していくと思います。

そして続ける上で大切な事は「自信」を持つことで、積極的な思考や行動を引き起こす事にもなるでしょう。
「練習したら上手く成るんだ!」と自分に対しての自信だと思います。

初心者でも、上級、中級者と試合をしても勝ちたいと思うし、試合をすることによって、どうすれば上手くなるのだろうか!どうやれば試合に勝てるのだろうか!と考えるように成ると思います。
負けて悔しいと感じることも、卓球競技を続ける楽しさの一つと考えます。

試合に成ったら、フォームが崩れてしまうと思われるかも知れませんが、この時は試合だけへエネルギーを注げば良いと思います。
そして、その試合の中から感じるものや課題が見つかるはず…
その点に意識して練習をするように、心掛けると良いのではないでしょうか?


中級者に至っては、普段から難しい練習に挑戦することが大切だということです。
いつも出来る事だけして、気持ち良い練習をしていると、次のステップにUPすることが出来ない…
試合になると、相手は気持ちの良い練習には無い難しいボールしか送って来ないでしょう。

試合で普段やっていない無謀な攻撃をしてしまいがちだが、難しい練習に挑戦していれば、その積極的な攻撃を繰り返していることで「無謀」だった技術が「積極的」な技術を手に入れることが出来る。

又、中級レベルの選手になったら自分の「良さ」「特徴」を見つけ出し、補強すべき点を明確にしていく事です。
その点を伸ばし欠点を補い、大きな武器を持って試合に臨みたいと思います。


もう一つの世界として、レディース卓球があります。
子育ても一段落してから、卓球と出会いプレーの楽しさを感じ、夢中に取り組んでいる世界です。

このレディースの特徴は「受容感」が高い所です。
「強くなりたい」「上手くなりたい」「他人から受け容れられたい」「周囲の人達と深く結びつきたい」「自分のことを分かって欲しい」「こんな自分を受け止めて欲しい」という要求が強いというのです。
そして「認められたい」という気持ちが、上達して行く為の大きなエネルギーになっているんだと周りを見廻すと感じる事が出来ます。

練習中、コーチからの注意の回数や、時間の長さ等「受容感」の強い女性は受け取り方が、男性とは違い卓球だけの指導では難しいとの事です。
卓球が強くなる事を第一に考え行動していくのが、男性であり、技術の前に人間関係が重視されるのがレディースの特徴です。

初めは純粋に強くなる事に一生懸命だったはずが、いつの間にか仲良しグループ同士の縄張り争いや、仲間はずれになるのを嫌い、卓球プレーに意識を集中するはずが、人間関係ばかりに気を取られてしまっているチームも目にします。

レディースチームの全員が「団体戦を勝ち抜くことを目標にしよう!!」と団結心を生み出す為の工夫をして、卓球プレーへメンタルを向けたいと思いますが(O)…
皆さんはどう思われますか??  (一人頑張っても団体戦は勝てないですよね!)