2012年06月18日更新
団体リーグのオーダーの考え方
梅雨の合間の晴れ間に、自転車で土手を走りました。 ジメジメした日が続いていたので、太陽のさんさんと降り注ぐ中を、 気持ち良い思いでした。 土手の芝生付近に蝶がひらひら、浅瀬の川では鳥たちが戯れ、 親子でボール投げ、魚釣り、ジョギングしている人、 犬の散歩と人々が様々に時を過ごしていました。 走りながら、今日は港北スポーツセンターでリーグ戦が行われているのを思い出し、 土手を走って試合会場に観戦に行きました。 体育館内に入り、練習をさせて頂いているチームの応援に合流しました。 2部、4チームリーグで、4ブロックの戦いをしていて、 第一試合は3−0で勝利をしていました。 少し待っていると、第二試合が始まりました。オーダ−を考えている所に 居合わせた次第です。 第一試合でオーダーに5番で書かれた人は、まだ一度も試合をしていません。 しかし、1番か2番は自信が無いと言い出し、5番でと言っていた。 オーダーが◯番と指名されたら、勝てるか?勝てないか?… ではなく「頑張るかどうか!」ではないでしょうか? んっ!! これはどうかなと思いました… やはり、心配していた事が…5番決戦になり相手は、イボ高の選手で難しい^^; 5番選手にとって、試合待ち時間があり、昼も過ぎていて、 初めての試合が5番決戦になってしまいました。 結果は緊張でガチガチ〜 この試合の流れも読めないほど真っ白だったという! 団体戦のオーダーはどうすべきか考えてみました… ダブルスを含む5本中、いかに3本取るか?これが考える基本だと思います。 レベルが上がれば上がるほどダブルスまででは終わらなくなると思います。 やはり3番のダブルスがカギとなり、ダブルスを取ると非常に有利です それは、残るシングルス4本のうち、2本落としても2本取ればいいワケですから。 仮にダブルスを落とすと、4本中3本取らないと勝てないワケで、 確率的にチョット苦しくなります。 4番は1−2で負けてるなら勿論、 2−1で勝っているのであれば… 負けるのと勝つのではかなり違います。 5番に行くか行かないかはかなり大きいですから〜。 定石の布陣としては… ■1番、3番、5番の「奇数を取りに行く」布陣というものです。 1番(トップ)にエース、5番(ラスト)に準エース、3番にエースダブルスを 置く布陣です。 2番、4番は、チーム内の3番手でも4番手でも、どちらでも構わないと思います。 「最悪、最後まで回っても3−2で勝つ」という考えのオーダーです (エースと準エースを入れ替えても構いません) 1番は、確実に勝ってチームを勢いづける役割がありますから重要です。 団体戦に限らず勝負事は「リードしてから戦う」というのが基本ですから、 エース級を持ってくるのが良いはずです。 ラストはプレッシャーがかかりますから、精神的に強い選手を置きます。 (精神的に粘り強いカットマンがチーム内に居れば、ラストに置くと良い) ■「奇数を取りに行く」のが定石ならば、それを外す考え方もあります。 つまり、2番、3番、4番を取りに行く布陣です。 相手のオーダーを読んで、相手の選手の苦手なタイプの選手をぶつけるようにします。 どんな選手にも苦手な戦型ってものがあります 相手の選手の苦手なタイプをよく知った上で、ぶつけるようにオーダーを組むのです。 エース、準エース以外の選手に場慣れさせるには、良い機会です。 この時には2番か4番で戦うと良いのではないでしょうか? 団体戦では、シングルスにはない試合の機会を何度でも与えてもらえるので、 思い切ってぶつかると良いのではないかと思います。 試合の結果を恐れて、5番目に書いてもらっていては、3番まででストレート勝ち、 又は5番まで回って来ないで負けたり勝ったり、そして、5番決戦になっては、 もっともっとプレシャーになってしまうでしょう。 ゆっくり試合を眺め、チーム戦はオーダー次第で勝つ、敗戦してしまう、 又、選手の自身のない言葉でオーダーは書きづらいものになってしまうのを、 目の当たりにし、勉強させられました。 試合に空き時間が沢山あるというので、又 自転車で土手を気持ちよく走り 帰宅しました(O) |
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