2012年06月10日更新
「サービスのルール」を覚えましょう(Part2)

写真:「サービスのルール」を覚えましょう(Part2)

その2.16cm以上トスを上げ、落ちてくるボールを打ちましょう!!

・手の上のボールを、回転を与えることなくほぼ垂直に16cm以上トスをします。
 (トスとは、サービスでボールを投げ上げること)
 (注)投げ上げ時、反動でフリーハンドが卓球台の下に下がらないようにね、ボールが隠れちゃいますから)

 ※ボールを上げる高さは、ネットの高さを目安にしてみましょう(ネットの高さ15.25cm)より高くヨ
 ※ボールが上っている時に打つのは、俗にいう“ぶっつけサーブ”と言われているものです。
   ラケットにボールを、ぶつけるということからでしょうか)

・トス(投げ上げた)したボールが落ちてくる途中で打球をします。
・自分のコートに1回、相手のコートに1回バウンドさせれば成功です。
 (ただし、ネットインした時は、レットとなり、やり直しです)

 ※ネットインとは、ネットにあたって、相手のコートにボールが入ること。
 ※レットとは、やり直しを意味する審判用語のこと。

以上、ルールとして覚えておきましょう。

さてさて皆さん、サーブを16cm以上回転をかけることなく、ほぼ垂直にボールを投げ上げられていますか?!
“う〜ん”ですか?!たぶん、難しいのでしょうね、大半の方々が…?!

国際大会等の映像(選手側からの)を見て見ても…
・身体の方に向かって投げているような人もいれば。
・静止が出来てないような人もいましたが、
(いずれも、スルーしていましたね。審判側からの角度では、垂直方向に上がっているかは、分かりずらい?)

逆円錐形に何度かずつの傾きまでは、ルール範囲とする補足もあったかとは思いますが?ボールが落下している時に、打球はしているものの、審判の方によっては、判定が厳しい方や緩い方もいらっしゃる。

サッカーや野球においても、動いてるものを判断するというのは、審判(人間)にとっては難しいところなのでしょう…

この辺りは世界レベルの試合でさえも、違反をとれないユルユルな所もあり、尚更、私(達)の出る庶民的な試合では、何でもありの“OK牧場”状態ということも、少なくはないようです。
ゆるゆるは、お楽しみや初めの段階では、それもアリでいいとは思うんですが、万事がそれでは困りますね。

・違反を取られないから…
・そうやらないと、サービスが入らないから…
・皆もやってないじゃん…
ルールを守らなくてもいいというような風潮や考え方・行動は、なんちゃってですよ!違った、ナンセンスですよ<(`^´)>
プンプン

審判側だけではなく、ゲームをするのであれば、選手側にもルールーを守ろうとする姿勢や努力も、お願いしたいところではあります。
確かに、ボールがラケットに向かってきてくれれば、回転は付けやすいですし、コントロールもしやすいですよね。

これは、正規のサーブが苦手な人ほど多いのかもしれませんね。
ボールを切る感覚を掴めた(習得できた)のなら、トスの高さを、徐々に上げる努力を是非とも、お願いしたいところです。

また逆に…
・サーブがあまり得意ではないお方
・ボールに回転をかけることが苦手なお方
ほど、ルールと戦っているのではないでしょうか。(相手ではなく)

※ルールーは、卓球という競技を、秩序良く進めていくものであって、ボールに回転をかける等、技術習得のためのものではありません。まずは、感覚を掴むところから、始めてみましょう。

でも、ご安心下さい。
・ボールに上手く回転をかけれない方。
・サービスがヘタッピョと思われる方。
…は、キチッとルールを守ろうとする、真面目なお方が多いんです。

ただぁ〜「これはこ〜だから、こうでなきゃダメ〜」という頭でっかち的なことだけではなく〜、もう少し柔軟に物事を、工夫していくことが出来るのならば〜、まじめな「サーブの上手い」選手になることができるかもしれませぬ。

次回はPart3…6/13(ヤマサン)