2012年06月07日更新
伝統的な和のグリップ 「1」
「茶碗とシェークハンド」 日本人が古くから慣れ親しんでいる「茶碗と箸」の特質を生かせ、日本人に合ったグリップの事を知りました。 最近は、年令を重ねてからの卓球スタートの方々が沢山いらっしゃいます。 その初心者の方たちに感じる事はシェークハンドでもペンホルダーでも、卓球技術基本の前の大切なグリップが、もっとしっかり持てていれば、ボールを何度でも行き交うことが出来るのにと感じる事が有ります。 グリップは、人其々でよいとは思いますが…… 面白い発想でグリップを研究した事が書かれていました。参考になればと思います(O) 卓球王国の中国やアジアの国々でも、又 日本でも青年から若年層の多くがシェークハンドです。 日本人はナイフとフォークを持つようになって、まだほんの数十年しかたっていませんし、今でも日常生活では箸を使うほうが断然多いせいか、いまだにシェークハンドを使う日本人プレーヤーは、どこかぎこちなさが拭い切れないというのです。 日本人に合ったシェークハンド・グリップがあるそうです。 和食の作法で、茶碗は親指の第一関節は曲げずに持つのは「腰を入れる」為との事です。 茶道や華道、能、剣道、弓道など日本の伝統的なものの所作は「腰と腹」を中心に置く。 それは人間の身体性にとり合理的で、最も動きやすくて身体全体の力を発揮しやすいというのです。 これに注目し「和のシェークハンド」を考えた人もいる。 フォア面に当たる親指を反らして振ったら腰が入りやすく、またバック面の角度が出しやすく成ったそうです。 小指を握らないでのグリップを試してみた。 小指を外すことで、ラケットの先端が上がって、フォア面角度が出しやすく成ったという。 トッププレーヤーのグリップを調べてみると、「松下浩二氏」はバックカットのラケット角度を安定させるため、親指を反らしている。 「岩崎清信氏」はフォア面角度が出すため小指を外している このグリップの最高の特性は「ソフトに振れる」ことです。 ***ただ一つ絶対的に言えることは「強く握ってはいけない」*** 強く握らないほどスイングがスムーズになり、凡ミスも少なくなる。 台上での手首を利かしたフリックもやりやすい。 トッププレーヤーに共通するのは、グリップを「軽く」「柔らかく」「リラックスして」握れることです。 ソフトにラケットを握れることは一つの技術力!! 皆さんのプレースタイルに適したグリップを自己研究して試行錯誤してみては如何でしょうか?? きっと、見つかって技術向上できるでしょう(^^) |
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