2012年05月20日更新
初めての「ラケット」の選び
卓球をやるには、ボールを打つための道具、「ラケット」が必要です。 (身近なところでは、スリッパという道具も使われたりしていますが…)レジャー用といいますか、娯楽施設等では、ラバー貼りラケット(ラケットに最初からラバーが張って売られているもの)を借りたりして、卓球を楽しまれている事と思います。 そこで、このラケットを思い浮かべてみましょう。 ラバーは回転があまりかからずツルツルで、弾みの少ないラケットの印象がありますね。 逆に返せば、ナックル(無回転)で返せて、相手のボールに影響されない点や、あまり飛ばない分コントロールしやすいという点は多少なりともあるかもしれません。 お遊び程度でしたら、これぐらいで十分なのでしょうか。 しかしながら、卓球をこれから始めてみたい・もう少し上手くなりたいという方には、物足りないのではありませんか。 そのためには、もう少し回転もかかり、弾みもある「ラケット」と「ラバー」を別々に選ばれるといいのでしょうね。 打った違いはすぐに分かると思いますよ(^0_0^) ご購入前に… ラケットにはどんな種類があるのでしょうか。「ペンホルダー型」と「シエークハンド型」がありますよ。 最近の傾向としてシエークハンドを使われている方は多いですね。 「シエーク」に比べ「ペン」はバック系のラケット操作が少し難しいところがあり、ペンの方がシエークに比べ上達に時間がかかるということもあるかもしれません。 しかし、どちらも一長一短あり、どちらがいいとも言い切れませんね。握った時に握りやすい、感じの良いほうを選ばれるといいのではないでしょうか。 シエークには幾つかのグリップ形状(形)があります。主に「ストレート」・「フレア」グリップといわれているものです。 自分が、握って力の入る方を、選ばれると良いと思います。手の大きさなど、人により違いますから。 ペンにも、主に表面にラバーを貼ってプレーする「日本式」、裏面打法もできる「中国式」、変化系のラバーなどでプレーする「反転式」グリップがあります。 ラバー選びは、ラケットとの相性みたいなものがありますね。ラケットとラバーにはそれぞれ硬さがあり、喧嘩をしないような組み合わせが大切なんです。 初心者の方用に組み合わせを考えた、ラケットとラバーなどがセット販売されているものもありますよ。 でも購入前には実際に色々なラケットで打って試してみたいですよね。 お店でラケットを握っただけでは、分かりずらい所もありますから。卓球教室などに入られると、購入前の方には様々なラケットが用意されているとは思います。そこで色々試されてから、ご自分がやり易そうなものを選ばれると良いのではないでしょうか。 相談や質問・アドバイス等もコーチより受けられますからね。そこからでも遅くはないのでしょう。 今は道具(ラケットやラバー)の性能(回転やスピード)なども良くなり、女性の方でも、力のあるボールを打てるようになってきました。それに伴い、道具の値段も上がってきましたよ。 お金のかかることなので、人それぞれの考え方、価値観で良いと思います。 考え方として… ・まだ続けられるかもわからないのに、そんなにお金かけられない。 ・安くて十分。 ・ラバーは徐々に良くするとして、ラケット(板)は年中変えるものではないので、少しいいものを。 卓球を始めるにあたり、上達の上でも道具選びは大切です。 まずは、弾みを抑えた(コントロール性のいい)ラバーとラケットから始められるといいのではないでしょうか(やま) |
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