2012年05月19日更新
勝利をつかむ試合中の考え方は…
昔はよくありましたが、「アガリ」や「ドキドキ」など… 今は殆どありません、そして、試合でのパフォーマンスも歳と共に変わって来ました。 強気なのか弱さを隠すためか、自分でも分かりませんが、試合が進んでくるといつの間にか大声を出していたようで、それが集中の現れと思っていましたが、それも違うようです。 試合中の大声は有効か、…いいえ時にはマイナスの効果を及ぼすと何かに書いてありました。 やる気、低下の時には良いことで、興奮水準の観点から見ると、試合の時は大抵の選手が、最適な興奮水準を超えた状態で戦っているそうです。 興奮水準が最適な状態を大きく上回り、プレーにマイナスの効果を及ぼす事が考えられます。 そう言えば「福原愛選手」も「サア〜」と声がトレードマークのように言われていましたが、声は出さないように心掛けていると聞いたことがありました。 私も振り返れば、気持ちにブレーキが利かなくなり、打ち始めたら止まらなくなり、自制心を失った状態になったのを思い出します。 相手が威嚇に弱い選手の場合、声を出すことによって、試合を優位に進めた時も多々ありました。 しかし、「声を出す」というのは自分が得点をした時にしかできない行動です。 自分が失敗をした時や、相手が良いプレーをした時には、大声をだすことは出来ません。 自分の調子が良い悪いで、極端な差ができてしまいます。 つまり、声を出してゲームのリズムを作っているのは、状況が不利になった時、問題を抱えてしまうと思います。 これは自信がないことの裏返しともいえ、今では試合中には冷静に戦うことを考え、声を出さずとも「元気が出る方法や」、「ヤル気が高まる方法」はないかなどを考え、作戦、戦術を考える事に集中するのが重要と考えています。 目指すは、「ポーカーフェイス」です。 「ポーカーフェイス」は性格がさせる技と思っていましたが、違うようです。 これは自信の表れで、相手に心理状態が悟られず大変有効と言われています。 「ポーカーフェイス」の選手は、思い切り感情を出す選手よりも相手に「いま、何を考えているのか」心理状態を悟られないと言う面では非常に有効だそうです。 自分がよいプレーをした時にも、志気を高めるガッツポーズや嬉しい表情をしなくても、メンタルがマイナスに向うこともないと言う事になります。 これをぜひ目指したい(^^ゞ 試合の時は、「ポーカーフェイス」でも弱気にならずで、「強気」で攻めていきたい。 しかし、最近ではリードしていながら、勝ちが見えてくるところで、安全策をとって勝利が遠ざかっているようです。 考え過ぎもいけませんね! 「安全策」というのは、あくまで「弱気」を美化した言葉のようです。 無謀と積極の境目を認識したギリギリであと一点を得点できたら最高ですね。 こんな時は、ガッツポーズや自分の気持ちを高め、プラス思考に持っていくために「ヨシッ!」「頑張るぞ」と口に出してみるのも重要なことでしょう。 明日、「保土ヶ谷スポーツセンター」でのシングルスの試合に頑張ってみます(O) |
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