2012年05月17日更新
「ペンホルダー」「シエークハンド」どっちがいい?

写真:「ペンホルダー」「シエークハンド」どっちがいい?

「シエークハンドラケット」から卓球を始めるのが今の主流の中、
スポーツセンターで行われている卓球教室では、「ペンホルダーラケット」で
やられている方は以外にも多いんです。

これが、午前中の時間帯だからなのか・地域的なものなのか・年齢的なものなのかは
よく分かりません。
私的には“ウフフ”嬉しいのですが…。

手先の器用な日本人ですから、「ペンホルダー」の方が馴染みやすいのでしょう。
そもそも「ペンホルダー」は箸を使う日本の生活スタイルのアジアで誕生し、
普及してきたグリップですから、不思議でもありませんね。

ヨーロッパ生まれの「シエークハンド」、日本育ちの「ペンホルダー」あなたはどっち!?

そこで「シェーク」と「ペンホルーダー」の良いところ・ここを狙われると
イヤなところを挙げてみました。

シェークの良いところ…
・バックが強い、両ハンド(バックもフォアも)強く振れ、切り替えがスムーズにできる。
・「チキータ」という進化した打法により、台の上でのボールも処理しやすくなり、
先に攻めれるところ。

ペンの良いところ…
・何といっても“台上のやりやすさ
・手首が利きやすく、上下左右と可動範囲が広く使えるところ
・手首と微妙な指使いでできる、台上の払いは「ペンホルダー」ならでは。
“あの感覚がたまらない”

シェークのここを狙え…
・ミドル(身体に近いところ)を突きましょう(ラケット角度が素早く作れない為)
・台上のボール(ラケットの構造上、ペンに比べ手首が利きずらい)
(確かにフォア前からは、先に攻められていないような…)

ペンのここを狙え…
・バックを攻める(切り替えには手の甲を切り返す作業があり、
前で攻められると小さな振りになり、力を出し切れない
・バックハンドでのドライブは大変(表にしかラバーを貼っていないペンにとっては、
かなり厳しい技術。
 ドライブとなると、回り込む、フォアが空く)

今では裏面にラバーを貼り、シエークハンドのようにバックハンドを
振ってくるんですね〜
嫌らしい打法も増えてきました。道具や技術の進歩により、
短所もこの様にして補えるになってきました。

「ペン」も「シエーク」どちらも一長一短あり、実際に選ばれるまでには
触ってみたり、打ってみたりしたことでしょうね。

それぞれの長所を活かし、日々の練習をされると良いのではないでしょうか。(ワイ)