2012年04月22日更新
卓球論 「後手の先手」 「先手必勝」

写真:卓球論  「後手の先手」  「先手必勝」

土曜日の練習で汗を流しました。

若い男性など10人、女性2人、どうも私は最年長らしい^^;
この日は、5台、時間で交代をしていく中、お互いの練習メニューを
提示しパターン練習をした。

一番若い上手な男性とで、私のメニューの練習
バックへの下回転サーブから、ツッツキ後フォアへ廻して貰い、
ファアクロスへスマッシュと遣ってもらったが、殆どスマッシュは入らない。

相手の返球ミスは無いし、切った、切れない、深い返球で難しい…
来週の頑張りへ持ち越しです。

ベルが鳴り、その男性の要求ボールを送った。
真ん中からバック側の半分に、レシーブをストップと長いコースへ返球し、
それを相手がスマッシュするメニューである。

緊張が走る、そして集中力が自然と湧き出てくる。
相手の要求ボールを送れないと、この若い男性の練習にならないと
申し訳ないからである。

しかし、Kクラブ卓球教室でも遣っていた「ストップ」を…表ラバーであるし
大変上手くいった。

長い返球もナックルで返球したり、裏面の「テナジー裏ラバー」での
切れたツッツキレシーブを駆使して、相手スマッシュがオーバーミスしたり、
ネットにかかったり楽しくなってきて、レベル差も感じなくなった。


ここの練習は、お互い基礎練習後、4人リーグで試合をします。
簡単に勝利できる人は独りもいない。


第一試合は、0-5から始まり1セットを落としたが、段々、
本試合並みの集中力が湧き出てきて、フルセットで勝利できた。

次は、とてもドライブのスピ-ド、サーブが難しく、ドライブをされないように
止め気味に返球したいが台から出てしまい、フットワーク力で常に先に攻められてしまう。
前に戦術論で「後の先」を思い出し、ならば…1本でもラケットにさわり返球をしよう。


この方は、男性同士の試合では、いつも激しいラリー戦を目にしていたが、
ここをやっと返球している「おばさんナックルボール」には、ミスが多く出ました。
結果、勝てました。


「後の先」とは相手の攻めを受けたあとに攻め返す。
大局的に見ると、最終的には先手を打った時よりも、大きな効果が期待できる
手のことである。
一般的に、「先手」で得点するより、「後の先」の方が相手に与える
精神的ダメージは大きいといわれている。

この日の試合の場合は、先手を打つ間が無くて、
この効果が出て勝利したんですが(^_-)-☆


卓球は技の戦術だけでなく、心の戦術が必要という事は感じています。
心の戦術はコーチにはどうにもならない事でしょうが、「技」で
本人が感じる長所、短所が第三者の見方というのは、
食い違う事があるとも言われています。

言い換えれば、指導者が思う選手の長所、短所と選手自身が
感じているのと違う。
自分の信じた指導を受ける時は、言われた通り修正して、
基本に更に近づきたい(O)


まわりからの指摘だけでなく、まず、自分の長所、短所を把握しつつ、
自分の心理面の特徴も認識しないと、試合中の戦術は考えられないと思います。

話は色々な方向へ言っちゃいましたね…(O)
でも、強い選手にも勝てるんです。