2012年03月30日更新
世界卓球 「フランス戦」

写真:世界卓球 「フランス戦」

グループ C フランスと最終戦
1位通過は決定しているが、決勝トーナメントにいい流れを掴んで、臨みたい日本にとっては大事な「フランス戦」

「石川選手」VS「アバ選手」…
前日のドイツ戦では初めて完璧な試合が出来たと言っていた。
スイングもしっかり出来、ボールも走っていて、3球目攻撃が出足からいい試合運び!!
6ポイント連取で1ゲーム目を勝った。

「村上監督」も「やっと集中力が出てきた、瀬戸際に立たないと集中出来ないんだろうな!」と言っていた。
相手「アバ選手」も「石川対策」をしてきているので、油断は出来ない試合だったが、サービスが有効と成り、順調な試合運びでストレートで勝った。

2番手は「藤井寛子選手」VS「グルンディシュ選手」…
チームの「お母さん」「お姉さん」的な存在で、人間力に長けている「藤井選手」がキャプテンで若い日本のチームを引っ張っているといえる。
是非、勝って貰いたいと全員が願っている。
しかし、第1ゲームは取ったものの2、3、4ゲームは8本と落とし、3番手の「石垣選手」へ託した。


3番手は最強カットマンが最強「フランス」に挑んだ。
「石垣優香選手」VS[「レノン選手」…

「石垣選手」は強打を打つよりスピンを掛けてカットする、いわば守備型カットマンである。
理想はカットをするが攻撃をする。
世界大会は初出場ながら落ち着いたプレーをして、攻める所とカットする所が安定していてプレー初登場の「石垣選手」が第一セットを取った。

カットマンであるが、練習は攻撃の練習からする。
元カットマン選手の松下氏から、4年生で転向したカットを褒められ、カットマンとして自信をつけたという。
攻撃の形も素晴しく、2ゲームを点差で連取!!

カット良し、攻撃良し、ロビングでも主導権を握り得点を重ねる、世界選手権でストレートの見事な初勝利を制した。

4番手の「藤井選手」VS「アバ選手」…
キャプテン「藤井選手」がプライドを掛けた戦いに再び登場した。

相手のバックサイドを徹底して攻めた。
誰からも慕われる日本の「母」の存在で心からチームも見守った。

本人も自分の納得のいく試合がしたいといい、日本チームで誰かが参加できない時にだけ、試合が廻ってきても、いつでも試合が出来る様に、調整するのが難しい立場だが、その大変な役割を担って、練習で自分を磨いているという。
自分達を支えてくれた「藤井選手」、日本が一番望んでいた一勝を「藤井選手」が果たした。

トーナメントに勢いついて、全勝で決勝トーナメント「ベスト8」からのスタートとなります。

フレー!! フレー!!  ガンバレ、ガンバレ \(^o^)/