2012年01月24日更新
全日本卓球選手権 男子シングルス決勝の世界技
全日本決勝では、野田学園高校の「吉村真晴選手」が新チャンピョンになり、「水谷準選手」は勿論、 日本の高校生のレベルの高い技術に驚かされました。 全日本男子監督の「宮崎義仁」氏とアナウンサーの解説で、セットごとの世界技に興味を惹かれました。 一つづつ、皆さんと一緒に勉強してみましょう(^^♪ ■1セット *フリック…………… フォアとバックの角度打ち(ミート打ち)とほぼ同じ技術です。 ■2セット *ロビング……………卓球台から離れて相手のスマッシュやドライブを、山なりに打ち返す技の事で、 「水谷選手」の得意技だと思います。 *チキータ……………チキータ打法(横回転バックフリック) ボールが曲がって相手コートに入り、 この曲がりが「チキータバナナ」の曲がりに似ている事から命名されたそうです。 この打法ポイントは、肘を出来るだけ突き出し思い切り手首を内側に曲げて、反動を利用し、 ボールの外側を打つイメージです。 ■3セット *YGサービス…………(YG.逆横サーブ)は普通の右横回転サーブの構えから、 1度ラッケットを空振りする感じで切り込み、そこから手首を外側に返して、 ボールの右前方を切り左回転を掛けます。 YGサービスは「シュラガー選手」の代名詞と言われているが、 現在,世界卓球では良く見られるサーブです。 *ストップ…………… これは相手のカットや短い下回転サーブ、短いツッツキに対して、 相手側のネット際に軽く返す技です。力加減や、上、横回転系に対して大変難しいです。 使いどころは⇒⇒⇒*相手サーブにツッツキで返しドライブで攻められる時 *カットマンに対して使う *ツッツキ、スットプ、払いの使い分けに… *奇襲として… *アップダウン………一連のサービス動作の中で、アップ回転、ナックル、下回転が出せる為、 サービス 取り慣れていないと判断に時間が掛かるサービスです。 全日本の決勝戦で使われていたサーブで、大変有効な技術でした。 ■4セット *逆モーション………「水谷選手」のサービスを下回転と読んでツッツキでレシーブしたら、 サービス 何とそのサービスはナックルで高く浮いてしまった。 この様にモーションを反対に見せかけてサービスをする事です。 ■5セット *台上ドライブ………台上でボールに上回転を掛ける事です。 *台上チキータ………チキータは「コベルト選手」が使い始めた打法で、バックのループドライブの一種です。 台上でバウンド直後に球の側面を薄く擦ってバウンド後に横へ逃げる様に打ちます。 *チキータとは簡単に言うと台上でのバックドライブの横回転バージョンでしょうか! ■6セット *カウンター……………カウンター攻撃とは「反撃/逆襲」です。 ブロック、カウンタープレーは相手に先手を取られた時に使用する技術で確立は高くない。 相手の攻撃が弱かったりした時は、コースを突いて返球する「ブッロク」か、 逆に反撃に出る「カウンター」にする判断をします。 ■7セット(ファイナル) *逆モーション…………フォアフリックの逆モーションとしてインパクト直前に一度、ラッケット面を開くと、 フリック フリックが逆のモーションになり、バックやフォア側か判らない様に出来ます。 *スーパー……………スマッシュはバレーのスパイクの様に、相手コートに叩き付けます。 スマッシュ 卓球の最も基本的な必殺技です。 スマッシュはいつでも何処でも出来ません。 ネットより下の球を相手コートへ叩き付ける事は物理的 には無理でしたが、 「水谷選手」がフォアサイドのネット近くから「吉村選手」側のコートへ 滑る様に入れたスパースマッシュでした。 お二人の「心技体」また、引き出しの多いスパープレーを、ビデオで何度も拝見させ頂きました。 ロンドン五輪での活躍を是非、応援します(^.^)/~~~ |
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